小児科

小児科と幼児

幼児と言うのは正確に於いては小学校以前のおこちゃまを言います。
小児科で幼児に対する治療と小学校、中学校のおこちゃ迄は異なっていることが多いのです。
一般の市販薬でも歳によって服用する量が異なっています。
体の大きさが違うためにそのような差があるのです。
幼児特有の病気と言うものも有ります。
持ちろん、その時だけに限定されたものではなく幼児の発症率が全体の大半を占めているということです。
細菌性髄膜炎と言う病気は非常に重篤な感染症です。
この感染症の罹患者は1,2歳から4歳迄のおこちゃまがほとんどです。
適切な治療を行っ立としても5%が死亡しています。
また、25%に於いては何らかの後遺症が残ってしまうのです。
細菌性髄膜炎を防ぐ手段としてはワクチン接種が有効とされています。
海外ではすでに導入されていたのですが、日本では最近になってようやくワクチンが販売されるようになったそうです。
小児科の医師にとっては歳毎に対応の仕方が変わってくると言うことです。
特に乳児、幼児は体が十分発達していませんから、その分だけ注意が不可欠なのです。
感染症で幼い命を落としてしまうことも多いのです。
発展途上国のように乳幼児の死亡率が高いわけでは有りませんが、大人に比べると死亡率は高いと考えるべきでしょう。
日本は少子化が進んでいます。
その対策はいろいろと考えられているのですが、これと言った決め手は有りません。
少なくとも病気で命を落とすことのないように病気に於いては注意をしたいものです。
それは親の問題な役目として自覚しておくことが不可欠なのです。