小児科医になる

小児科医を目さしている人に小児科医として知っておかなければならないことを紹介しましょう。
これは若者むけの教育用資料に書かれているものです。
持ちろん、ブラウザなどでも多くの情報を入手することができます。
治療行為全般について知識や技術を持っていることは医師として当たり前ですから、それを除いた部分でのことです。
まず、乳幼児は自身の症状を自身で説明することはできません。
これが大人と一番違うことです。
怪我や病気の様子は親への質問の形で確認することになります。
おこちゃまは痛かったりすれば泣きますから、わかりやすいとも言えます。
小児科医になろうと考えている人はおこちゃまが好きな人です。
しかし、おこちゃまが好きと言うだけでは小児科医としては不十分です。
それから小児科とは一般的に15歳未満のことをさしています。
乳児と15歳では体の作りも罹りやすい病気も全く違います。
ですから、同じ病気でも症状の出方が歳によって異なることがあるのです。
特に乳児の場合は注意が不可欠です。
まだ、体が一人で生きていける程に於いては完成していないからです。
また、おこちゃまの特質として成長が有ります。
骨や筋肉の構造が大人と違っているのです。
小児科医になるために於いては大人とおこちゃまの違いを知っておかなければなりません。
また、実際の診察ではおこちゃまが嫌がらないような工夫も不可欠です。
病院嫌いで病院に入るだけで泣き出してしまうおこちゃまもよくいるのです。
泣いているおこちゃまを診察するのは簡便では有りません。
医師としても余分なエネルギーを使わなければならないのです。